ベルジュバンスとは
ベル・ジュバンスとは
美しく若返る!!フランス語
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ベル・ジュバンスとは
美しく若返る!!フランス語
弱酸性ベルジュバンス
ヘアエステ(弱酸性トリートメント)
あなたの髪、毛穴からリフレッシュしませんか!
日常のシャンプーでは落とせない毛穴まわりの汚れを
弱酸性ローションを頭皮に循環させながら取り除く美容法です。
髪も頭皮も健やかに引き締め、みずみずしい髪が育つ土壌である
頭皮を毛穴からリフレシュさせます。
頭皮へのマニピュレーションでかたくなった肩や首まで気持ちよく
ほぐれる至福のリラクゼーションタイム!
年齢に関係なく痛んだ髪や元気のない髪に特のお勧めです。
繰り返すほどに髪質がよくなります。
頭皮の新陳代謝に合わせて、月に1度のヘアエステをお勧めします。
弱酸性流行の昨今ですが
世界に先駆けて山崎伊久江(初代)が開発した
弱酸性美容法ベルジュバンスの誕生は
1963年。
以来45年を越える長い実績のある美容法です。
髪を物質ではなく、生きている身体の一部として扱う健康美容です。
皮膚や髪はタンパク質です。
そのタンパク質をいたわる弱酸性なので
皮膚や髪を傷めることはありません。
ベル・ジュバンスてなぁに を開くとベル・ジュバンスのdvd
[本当のキレイ」は弱酸性ベル・ジュバンス~つややかな髪と肌の幸せ~
に詳しくわかりやすく説明しています。是非ご覧ください。
サロンメニューもヘアケア・スキン商品も
全てが皮膚や髪と同じ弱酸性成分の薬液です。
ペーハー(ph)5.0前後を基準に置く美容法です。
弱酸性美容法ベル・ジュバンスでは、皮膚や髪を扱う全ての製品はph5.0未満。
弱酸性美容理論で定めた生理学的中性点、ph5.0よりやや酸性側に調整されています。
ph5.0未満という限られた弱酸性域には、髪を傷めないだけでなく逆に髪のキューティクルを
引き締め艶やかにする効果、頭皮や毛穴を清潔にし、健やかにするという
弱酸性ならではの効果があります。
1章 このまま毛染め・パーマを続けると髪が危ない
*今髪や頭皮・肌に何が起きているか
「うーん、最近心配なんですよね」
と言うのは20代後半のスポーツインストラクタのk君、ふんわりとした茶髪が良く似合って
カッコイイ好青年です。
「何が心配なの?」と聞くと
「実はこの頃頭のてっぺんのほうは薄くなってきたようなんです。
今はパーマをかけて隠しているから目立たないんですけど。
うちの父親は30代からハゲだして
40代には頭のてっぺんの毛はほとんどなかったたっていいますからね。
ハゲは遺伝だってよく言うでしょう。いずれ父親のようになるかと思うと心配で・・・」
又29歳のキャリアウーマンBさんも
「私、20代半ばくらいまで髪が多くてうらやましがられたんですよ。
それなのに最近髪の毛がだんだん細くなって
量も少なくなってきたみたい。仕事が大変でストレスもすごいから、そのせいなのかしら。
何とおか前のようなハリのある髪にしたいんです」
私の美容室にはこのような若人の相談がとても増えています。
遺伝的なものや病的脱毛については美容の対象ではありませんので
皮膚科などに行っていただくしかありません。
けれども実際に美容師の私たちから見ても
若いのに髪がやせていて量も少ない
髪の分け目が薄くなっている
といった方が増えているのは事実です。
昔の若い人たち
特に女性にはまったくといいほど
見あたらなかった「症状」といったらいいでしょう。
本来ならば10代、20代の若い人は毛量も多くつやもあり
1番髪の状態がいいはずです。
それなのに、薄毛をはじめとするさまざまな髪の症状に
悩んでいる人があまりに多いのには
ちょつと考えられます。
なぜこんなに髪が傷むのでしょうか。
それはうわべだけの髪はの手入れや
ヘアスタイルには熱新でも、
髪自体の性質や、どうして髪は傷むのか
その根本的な問題についてちっとも考えて
いないからだと思います。このまま間違った
ヘアケアを続けていると、数年もたないうちに
取り返しのつかないダメージになってしまうでしょう。
「若いうちしか大胆なおしゃれはできないもの。
だからいろいろな色に染めてみるの。
脱色すればどんな色にも染められるでしょう。
その時の気分やファッションに合わせて
髪を変えればトータルファッションを楽しめるもの。
1度染めたらもうやめられないわ」
と言うお嬢さん、また40代の奥様も
「シラガが出てきたので最近茶髪色に染めました。
やっぱり髪の色は明るいほうがどんな洋服にも合うし
若々しくなったって言われます。」
タレントや歌手など特殊な仕事は別にして
日本人の広く一般の人たちまでが
金色や茶色や赤に髪を染めた時代はいままでありませんでした。
若い人だけでなく年配の方まで上手
に髪のおしゃれを楽しんでいます。
自分の個性を活かして自由におしゃれを楽しむ
これはとてもいいことです。私も反対ではありません。
しかし髪の健康という面から考えると
ちょつと待った、と言いたくなってしまうのです。
それは皆さんがきれいになりたいと思っている
パーマや毛染めが、逆に髪を傷め、細毛、脱毛
の原因となっている事実を毎日のように見ているからです。
美容師はお客様の気に入るヘアスタイルを作るだけでなく
髪を根本から美しく健康にするのでなければ
美容師本当の仕事をしているとは言えないのではないでしょうか。
私たちは通常一般の美容室で行われているコールドパーマや毛染めあるいは
市販されているパーマ剤や毛染め剤などのアルカリ性美容室に対して弱酸性美容を実地しています。
アルカリ性美容ではなぜいけないのか
そもそも弱酸性とは何なのかこれから述べていきたいと思います。
知らずに染めていると大変なことになる
街にはいわゆる茶髪、金髪などの明るい色に
髪を染めた人たちがあふれています。
最近知人のE君に会ってびっくりしました。
今まで黒かった髪がなんと金色に染められていたからです。
彼は30代後半で自由業ですから髪が何色であろうと誰にも文句が言われないのですが
金髪とは思いきったなと、思いそのわけをたずねてみました。
E君いわく
「いやぁ染めたわけはですね、頭のてっぺんが薄くなって
地肌が透けて見えるようになっちゃたんですよ。
金色に染めたら少しは頭が薄いのが目立たないかなと思って美容室で染めてもらいました」
確かに黒色より金色に染めたほうが地肌は目立ちません。
でも今後ずっと脱色、毛染めを繰り返していたら髪や地肌はどうなるでしょうか。
薄毛を隠す為にしたことが、逆に薄毛を促進させているとしたら・・・。
1年後、2年後のE君はどうなっているのだろう
それを思うと私は心配になりました。
美容室での染毛以外にも自分で簡単に染められる
カラーリングが大人気です。
好きな色に染まり色落ちしないため
ドラックストアーやスーパーに大量に出回り
若い人たちを中心に手軽に利用されています。
しかし簡単に入手でき気軽に使われているこれらの
染毛剤がどのような化学的性質を持っているか
またどんな成分が含まれてどんな使用上の注意があるのか
きちんと理解した上で使っているのだろうか
と、はなはだ疑問に思っています。
「おもいきり金髪にしてイメチェンしたかったの。
少しぐらい髪が傷んだってまた生えてくるんだから気にしないわ」
「これは確かに髪を染めてから枝毛や切毛が出来たけど
おしゃれのためだったら多少は髪が傷んでも仕方がないんじゃないかしら」
この2人の女性たちのように「おしゃれのためだったら少しぐらい髪が傷んでも仕方がないわ」
という気持ちもよくわかります。
しかし美容室での毛染めも含めて染毛剤やブリーチなどの
脱色剤には髪を傷めるだけでわなく
人によっては頭皮が赤くなったりかぶれたりする
強い化学成分」が含まれています。
考えてもみてください。日本人の黒い髪を
茶髪や金色の染めるとしたら黒い色を抜かなければ明るい色には染まりません。
また脱色するには強い薬液を使わなければ黒い色を簡単に抜くことはできないのです。
厚生労働省は、これら染毛剤に使われている金属性色素には
毒性があると認めた上で永久染毛剤を
「医薬部外品」と定めています。
そのため市販の染毛剤には必ず一定時間パッチテストをして
皮膚に以上が出ないかどうか確かめてから使うといった規定があります。
毛髪や毛穴から浸透する金属性色素について
安全面ではどうなのかさらに若いうちから脱色、毛染めを繰り返すことによって
10年後、20年後どんな結果があらわれてくるか、考えている人はどれだけいるでしょう。
これまでのどの時代にも、世界のどの国にも
これだけ多くの人が若いうちから金属性色素で染めたファッションとして
日常化させている例はありません。
しかもカラーリングの低年齢化はますます進み
中学生、高校生は言うに及ばずまだ小さい幼児まで茶髪に
染めている若い母さんもいます。
心配なのはこのような成長期の大事な時期に
金属性色素を含んだ薬液を繰り返し使った場合体にどのような影響がでるのか
安心していいものかどうかが
まだ医学的データーとして出てこないことです。
薬液の影響が医学的に立証されるまでには長い時間がかかります。
それに対して茶髪が一般の人に受け入れられてからまだ数年しか経っていません。
しかし傷んだ髪を何とかしたいと美容室に駆け込んでくる
新しいお客様の髪の状態を見ていると
もう序々のその影響があらわれている
といゆのが私の美容師としての実感なのです。
アルカリ性か酸性か毛染め剤はこんなに違う
ではこれら染毛剤にはどのような性質があるか
どんな種類があるのか、簡単に説明しておきましょう。
ヘアーカラーの種類は薬事法によって二つのグループに分けられます。
1つは先に述べた「医薬部外品」
の永久染毛剤・脱色剤グループで二つ目は
「化粧品」分類の半永久・1時的染毛料グループです。
永久染毛剤の中のアルカリ性酸化染毛剤は
弱酸性美容室以外のほとんどの美容室での
毛染めや市販の毛染め剤に使われており強いアルカリ成分の化学作用で
毛髪の中まで色素を浸透させ発色させます。
そのため使用前には必ず皮膚にテスト薬液を塗って
異常がないかどうかを確かめるパッチテストが必要とされています。
ヘアカラー白髪を染めるなど黒い髪を明るく染めたり
逆に白髪を黒く染めたり、自分の毛髪の元の色を抜いてから合成色素を入れるため
人工的な色も簡単に出すことが出来ます。また色持ちもよく染めてから2~3ヶ月は持ちます。
もう1つ永久染毛剤である酸性酸化染毛剤は酸性の毛染めですが
アルカリ性酸化染毛剤と同じく金属性色素を主成分としており
髪や頭皮への影響が心配されます。
そしてこれら永久染毛剤のどちらにも名称に
「酸化」とついているため次に述べる酸性カラーと混同されてよくトラブルがおこります。
また永久染毛剤の「永久」とは色持ちがいいから「永久」というのではありません。
それは、ひとたび永久染毛剤で髪を染めてしまったら
髪は2度再び元通りには戻らないという意味から来ています。
つまり全部の髪が新しく生え変わる以外どんなケアをしようと
毛染めで傷んだ髪はもとの健康な状態にはならないのです。
ですから生え際の毛が伸びてきたからといって毛染めを繰り返すのは
ますます髪を傷めるばかりか、せっかく生えてきた新しい毛まで台無しにすることになります。
一方スキンファンディションや爪のマニキュアはここに入ります。
こちら酸性染毛剤の穏やかな化学作用で色素を髪の毛の表面だけに吸着
吸収させて染める方法をとっています。
半永久染毛料は永久染毛剤と違って毛染めをしてもすぐに元の髪に戻るため
髪や頭皮を傷める事はありません。
またアルカリ性か酸性か、この二つの違いは単に色持ちがいいとか
発色がいいとかで決めるのは間違いです。発色効果を最優先するか
それとも髪の健康を優先するかによってあなたの髪の将来が
決まるといっても言いすぎではありません。
髪は一生のつき合いです。
5年後、10年後に悔やまないためにももっと髪について知っておく必要があると思いませんか。
実際私たちの美容室にやってくるお客様には脱色毛染めが原因の
髪のトラブルが大変多いのです。
「髪が傷んだってどんどん生えてくるから問題ないわ。
それに毎日スタイリング剤で整えておけばスタイルも完璧だし」と言っている人は
髪の毛を単に頭皮の上に生えている“モノ”としてか考えていないのです。
その「どんどん生えてくるモノ」としての髪の毛は
ヘアケア製品で手入れしてさえいれば本当に十分なのでしょうか。
答えはノーです。それは単にツヤツヤ髪になったように見えるだけで健康な
髪になったわけではありません。髪の毛は切っても痛くもなければ血も出ません。
切ってしまえばそれは単なるゴミとして捨てられます。
しかし髪はモノではなく生きているのです。
どんどん生え変わるには生きている証拠です。
髪と地肌との関係は、植物と土壌の関係とよく似ています。
たとえば木を育てようとするとき、あなたは枝や葉っぱに肥料や水をやるでしょうか。
そうではないでしょう。
丈夫に育てようとするならばまず大切な養分を
吸収するためのしっかりした、根と栄養豊かな
土壌作りから始めるでしょう。
その結果として枝が伸び葉はツヤツヤと繁ってくるのです。
それと同様に、健康な髪にはっ健康な地肌と毛根が必要です。
地肌を傷めつけておいて髪の手入ればかりするのは、一生懸命枝や葉の見栄ばかり気にして
根や土はほったらかしというのと同じです。
「髪は死んでいるのではなく生きているのだ」
と認識すること、それが私たち弱酸性美容の原点であります。
* 急速に老化がすすむ髪――その原因は何にあるか
髪や地肌にダメージを与える原因としてあげられるものは、毛染めや脱色剤以外にもまだあります。
それは髪のためによいと思ってやっているシャンプーや髪を美しくしようとしてかけるパーマなどです。
よかれと思ってやっていることが、逆に髪を危険にさらしている、このことをみなさんはご存知でしょうか。
あるとき電車の中で素敵な老夫人に会いました。
白髪を薄いブルーに染めた髪が、薄紫の洋服によく似合って、思わず見とれてしまいました。
髪はおしゃれの最大ポイントです。
いつまでも美しい髪を保ちたいという願いは、どんなに歳を重ねても変わりません。
そして美容師にとって当然のことながら、健康な髪ほど扱いやすく、ヘアスタイルも美しく仕上げることができます。髪の美しさを引き出すには、健康な髪の毛であることが第一の条件といえます。
「髪にやさしい高級シャンプーを使っているし、髪によいというエキス配合のヘアケア剤も使っている。
美容院へも毎月行っているし、これほでまめに、こんなにお金もかけて手入れしているのだから、髪の毛が傷むはずはないのに」
こんなふうにおっしゃるお客様は珍しくありません。
ところがそんな努力とは裏腹に、いろいろな髪のトラブルを訴えて私たちの美容室へやってくる人は年々増えています。
全国には約20万の美容室がありますが、その中で髪のトラブルに悩むお客様に「それはこういう理由なのです」ときちんと説明できる美容師はどのくらいいるでしょうか。気をつけて手入れしているはずなのに髪の毛がなぜ傷むのか、髪を扱うプロであるならきchいんと答えなければなりなせん。
先日もこんな相談を受けました。まだ20代の若さなのに、白髪に悩む女性の方です。
「白髪って目立つんですよね。1本あるだけでもいやで、気がつくと抜いてしまうんです。
はじめはちらほらだったんですけど、最近はだんだん増えてきたみたい、これ以上増えたらどうしょうかと思って・・・シラガは10代の頃からです。
どうすればシラガが生えなくなりますか」
シラガになりやすい、なりにくいというのも遺伝的なことがぁなり影響していると言われています。
それにしてもいま毛髪の「老化」は確実に低年齢化しています。
最近では男女を問わず、中学生や高校生でもかなり目立つぐらいシラガのある人が多いのには驚かされます。
成長ざかりの若者たちにこれほどシラガが多くなっているのはなぜか。
それにはいろいろ理由が考えられます。
アンバランスな食生活
人工食品添加物の摂取、大気汚染、食品汚染、学校、職場
その他いろいろな精神ストレス。それと前にも触れた安易な毛染めやパーマの繰り返し・・・などなど。シラガの低年齢化の背景には
社会や環境が深くかかわっているように思われます。
とはいえ、10代、20代は新陳代謝が活発で皮膚にも潤いがあり
一生のうちで最も活動的な難題です。
だからこそ、若いうちから髪の健康に関心お持ち
正しいヘアケアを続けていけば、髪のトラブルはぐっと少なくなるはずです。
間違ったシャンプーがますます髪をダメにする
髪がだんだん元気をなくしていく本当の原因は何か
それをずっと研究し続けてきた結果たどりついたのが弱酸性美容法理論です。
ではなぜ、髪と弱酸性は関係があるのでしょうか。
それにはまず人間の体に仕組みを知らなければなりません。
私たちの体は弱酸性と弱アルカリ性のバランスで成り立っています。
たとえば皮膚や消化器管は弱酸性がベストであり体内の細胞や血液は弱アルカリ性がベストです。
酸性は殺菌力があるため皮膚や消化器管は弱酸性を保ち
細菌やウィルスを殺して感染を防ぐバリアを作っています。
また体内の細胞は弱酸性へと移行し、皮膚表面は常に弱酸性に保たれています。
そのバランスがくずれると弱酸性によって引き締められていた皮膚の細胞から
細菌等が侵入しやすくなってしまいます。髪の老化を防ぐためにはまず
シャンプー、リンス、パーマ、染毛剤など皮膚や毛髪に直接つける作用させる
ヘアケア製品や薬剤は、必ず人間の皮膚のたんぱく細胞の生理にあったものを選んでください。
「私はまだ若いし、髪の毛は大丈夫」と思っているあなたも
念のため髪の毛を1,2本根元から切って
よく観察してみましょう。つやがない、枝毛がある
途中でねじれている、太さが一定でない、色が濃くなっている、といった症状があったら要注意。
それから髪の「乾燥」すなわち「老化」のきざしです。
過度のシャンプーをやめ、頭皮に油分を補給しなければなりません。
昭和30年代、髪をサブサブ洗ってもウェーブがとれないコールドパーマが
一般になり化学部質が配合された洗浄力のあるシャンプー剤が一挙に普及して以来
私たちは頻繁にシャンプーをするようになりました。
現在も次々と発表される新製品のcm効果もあってシャンプーやリンスが
まるで髪そのものを美しくしてくれるように思い込んでいる人がいます。
またいまでに朝シャンを習慣にしている人もいます。
「毎日シャンプーしないと気持ち悪いの。サラサラ髪が私のチャームポイントなんだもの」
「しっとり髪用でシャンプーすると、本当にしっとりして枝毛がなくなったみたい」
「私もよ。朝シャンしてブローすると髪がうまくまとまるの」
でもちょっと待ってください。
多くの人の髪を扱ってきてわかったことは、髪が傷んでいる人ほど毎日シャンプーする
シャンプー剤を使い過ぎるなど、必要以上に先発しているケースが少なくないということです。
自然素材のシャツなども頻繁に洗濯をしすぎると
生地が硬くゴワゴワして弱くなってきます。
髪も洗いすぎは禁物です。
まして使用するシャンプー剤がアルカリ性や中性のものであるならば
頭皮の弱酸性バランスを
壊し必要な皮脂を奪いすぎてしまうことになります。
さらにもう1つ過度のシャンプー同様
髪の乾燥=老化を進ませるなは先発の際の
すすぎに大きな原因があります。
ふつう美容室では、シャンプー後のすすぎを徹底的にしますが
自分ですると十分にすすいでいるつもりでも
完全に落ちていない場合が多いのです。
泡がなくなったから大丈夫と思ったら大間違い。
シャンプー成分の化学物質が残らないよう
すすぎはとにかくたっぷりのぬるま湯で徹底的に。
これだけは絶対守ってほしいと思います。
日本人のライフスタイルも変化し
女性のプロポーションは昔とは比べ物にならないくらいよくなっています。
でもこのまま髪の乾燥化が進めば
髪の毛だけは逆に「髪は女の命」と言えなくなってしまうでしょう。
昔は髪を結うのも大変で、髪もときどきしか洗えませんでしたが
長く、あっすぐな髪は美人の条件でもありました。
こんな話があります。
明治17年、京都東本願寺が阿弥陀堂を再建したときのことです。
まだ大がかりな機械などなかった時代ですから、材木等をつり上げるのに、綱を使っていました。
ところが途中何度も切れて工事が中断し、困ってしまったそうです。
そこで女性の毛髪を麻の芯とよりあわせ綱にし
重たい資材などをつり上げるのに使ったところ無事成功したといいます。
このように本来髪の毛というのは大変丈夫なものです。
しかしいま同じことわしたら明治の女性の髪にはとうていかなわないでしょう。
それほど現在は髪が細く弱っているのです。
髪がゴワゴワするとか、頭皮が乾燥するというのは髪に栄養が不足しているからで
良質の油分を補給してやらなければなりません。
しかしそれよりまもっと大切なのは
間違ったシャンプーのやり方を今すぐ変えることです。
* 頭皮がたるめば顔もたるんでくる間違ったヘアケアで老化が進むだけではありません。
怖いのは顔も同じように老化してしまうことです。
なぜヘアケアと関係あるの?とおしゃるでしょうが
実は頭皮と顔は密接な関係があるのです。
皆さんはふつう毛が生えている部分は頭、生えていない部分は顔
と分けてかんがえているのではないでしょうか。
ところがこれが大きな間違いです。
たとえば額がハゲて大幅に後退してしまった人の頭を考えてみてください。
どこからが頭で、どこからが顔か、昔の写真を見なければ区別はつきにくいでしょう。
そうなのです。頭と顔は短に毛が生えているかいないかの違いだけで
皮膚はつながっているのです。当たり前ですね。
首から上をまるい球体ととらえれば顔の頭も1つなのです。
これを「山崎球体理論」といっています。
若いときは誰でも筋肉は引き締り、皮膚もピチピチしています。
しかし花の命は短いように、20代後半になると自分でも気づかないうちに少しずつ老化が始まります。
引き締まっていたボディーラインも
輝くように美しかった皮膚も、序所にシワやたるみとなって頭から顔へ
上半身から下半身へと落ちてきます。頭皮つまり頭部の上半分がたるむとそのたるみはまず
生え際から額、ほほ、あご、と下がってくるのです。
頭皮と顔の関係をわかりやすく説明するために、水を8分目ほど入れた丸い風船を想像してみましょう。
次にその水が入ってふくれた風船の結び目をちょっと上に持ち上げてください。
すると風船は上に引っ張られ、ピンと張ってシワたるみも出ません。
ところが手をゆるめるとたちまちグニャとたるみ、シワが寄ってしまいます。
頭と顔の関係もこれと同じです。風船の結び目は頭皮です。
つまりいくら顔の手入れをしても頭皮がたるんでしまったら無駄になってしまうということです。
詳しく事は後でまた述べますが
皮膚や髪を作っているたんぱく質は
アルカリ溶液や化学薬剤に対して極めて弱い性質を持っています。
たとえば頭皮はアルカリ溶液がかかるとふやけてしまう
「膨潤」という現象を引き起こします。つまりふだんは弱酸性に保たれ
引き締まっている頭皮は、アルカリ溶液によって細胞がふやけて膨潤し
その結果としてたるみが出てしまうというわけです。
私たちは日頃、顔にシワやたるみがでないよう
収れん化粧水で肌を引き締めたり、マッサージをしたりして努力していますが
その一方で頭皮にあるから性製品を使い続けたらどうなるでしょうか。
シャンプーやパーマ液、染毛剤など
球体のてっぺんの毛穴からしみ込んだアルカリ溶液が頭皮を膨潤させ
シワやたるみを促進しているといっても過言ではありません。
とくに染毛剤は頭皮のさらに下にある真皮や毛乳頭にまでしみ込んで
強いダメージを与えてしまいます。
これではいくら高価なクリームや弱酸性化粧水を
使ってもあまり興かは期待できないでしょう。
逆に頭皮がピンと張りつめていれば
皮膚のたるみを最小限に抑えることができます。
したがって顔や首のシワをなくしたいなら
顔のお手入れと同時に
いかに頭皮をたるませないか
ということを考えるべきなのです。皮膚が本来の弱酸性を保った状態であれば
自然な殺菌力が発揮され逃避は雑菌の繁殖から守られています。
また表皮細胞の収れん作用も発揮されて頭皮は適度な油分と水分を含んで引き締っています。
この状態が皮膚の生理としてはもっとも理想的なのです。
けれどもシャンプーをはじめその他のヘアケア製品、パーマや毛染めなどに使う薬剤は
髪と皮膚の弱酸性の性質をまったく考えていない
強いアルカリ性や中性のものが多いことは意外に知られていません。
同じ皮膚でありながら顔の肌をケアする化粧水は弱酸性が常識なのに
頭皮と髪には弱酸性が配慮されていないというのが現状です。
そしてこのことは、まだまだ、一般の消費者には知られていません。
頭皮も顔の肌も一枚のつながった
皮膚として同様に扱う__考えてみればまったく当たり前のことなのですが。
*アルカリパーマは皮膚のたんぱく質を壊す
私たちの体の大部分は、たんぱく質でできています。
特に、爪や髪の毛はケラチンたんぱく質といって、これは堅くて丈夫な細胞です。
ケラチンたんぱく質ついているので、は鎖状に結びついているので
弾力がありほかの部分に比べて傷つきにくい性質を持っています。
そのため多少の刺激に耐えることができるのです。
パーマはパーマ液の化学作用で髪のたんぱく質の鎖を切断します。
水素を加えて酸素を奪うのが1液の役割です。
切断された上体でウェーブをつけ、そのあと2液の酸化剤で中和され
元の弾力のある状態に戻します。これがパーマをかけてウェーブを作るメカニズムです。
一般のコールドパーマではとくに、「酸化(弱酸性)パーマ」の名称を使っていなければ
そのパーマはほとんどが強いアルカリ性です。
そのため頭皮や髪のたんぱく質の組織を壊してたるみをつくる
膨潤作用を与えてしまう性質があります。
また1剤の酸素を奪う力のほうが、2剤の酸素を返す力よりも強いので
髪の毛から酸素を奪いすぎ、頭皮の生理作用のバランスもくずしてしまいがちです。
人体には自然にそなわった回復力があるため
パーマや毛染めの刺激で多少生理バランスがくずれてしまっても
時間をかければ皮膚がもとの弱酸性に戻ることは可能です。
しかしもとの状態に回復する時間(約28日)を与えず
次々に刺激を与え、皮膚本来の生理バランスをくずしつづずけると
免疫力はいずれ薄れてきます。しかも通常のパーマでは
皮膚の弱い人やアレルギー体質の人は地肌や髪にトラブルがおこりがちです。
このような場合はよほど間隔をあけてパーマをかけるか
あるいはパーマそのものをあきらめるしかないでしょう。
「私の髪はコシがないからふんわりさせたいけど
これ以上髪が傷んだらますます細くなって
ペシャンコになってしまうから、パーマはあきらめるわ」
「髪が傷むのは困るけども、パーマを止めるわけにはいかないの」
この2人の女性のように、髪の毛や皮膚が傷むのがいやだからパーマをかけないことにするか
ある程度のダメージなら仕方がないとあきらめてパーマをかけるか
このどちらかしか選択はないのでしょうか。
こらについては後ほど、従来のコールドパーマ(アルカリ性)とは正反対の
弱酸性パーマの章で詳しく触れたいと思います。
ヘアダイ、毛染めを繰り返すと髪はどうなるか
「ヘアダイって1度やってしまったら途中で止めるわけにはあかないのね。
シラガがきれいに染まるのはいいんだけれど
少しでも生え際が目立ちだしたら、また染めなくちゃいけないでしょう。
でも、これを続けててると髪全体がゴワゴワしてきて、困ってしまうわ」
ヘアダイを始めてからむしろシラガが増えてきたと
おっしゃる方が多いようですが、これは当然のことです。
ヘアダイやシラガ染めというと、頃猪髪はそのまま残して白髪だけを黒くするもの
と思っている人が多いようですがそうではありません。
たとえばシラガ染めの場合、実際には残っている黒い髪を1度内部まで脱色し
染料をしみ込ませやすくした後、好みの色に仕上げる。
わかりやすく言うと
髪の毛100本のうち1本のシラガがあったとして
その1本シラガを黒くするために
残り99本のシラガになっていない毛まで脱色し
黒く染めるというわけです。
シラガに悩む方はともかく
若い方が軽い気持ちで自分の髪の色とはまったく別の色にしたいために
ヘアダイや脱色をする、そしてこれを繰り返すのは考えものです。
自分の髪は天然の色素を抜き、健康な髪の組織を壊し続ける。
そこまでして茶髪や金髪でいたい人はそんなにいないと信じているのですが・・・・。
しかしヘアダイカラーでいくらきれいに染まっても
髪は一ヶ月に1センチはますし
特に最近は伸びるのが早くなっているように感じます。
そして、ひとたばヘアダイをしてしまったら
その色をキープするには、永久に染め続けなければなりません。
そのたびに髪も肌もそして頭皮にある毛穴、毛穴の中の毛根、毛根にある
毛母細胞(髪の毛を作る働き)これらすべてが確実にダメージをこうむってしまうのです。
ふつう健康な地肌であれば
パーマをかけて地肌や髪にダメージを受けても
約28日で皮膚は再生(新陳代謝)していく力をもっています。
ですからこの期間は必ず皮膚の回復期間としてあげなければなりません。
それなのに、そこまで月1回ずつパーマをかけていた人が
さらに月1回ずつヘアダイをすると
髪や頭皮に対してあまりにも刺激が強すぎます。
再生期間を無視し、皮膚のたんぱく質を損なう強い薬剤で染め続けるのは
結果として皮膚として皮膚の再生力を奪い
髪を作っている毛母細胞の機能を低下させていきます。
どうしてもヘアダイをするというなら
シラガがどうにもならない人が最後の手段として
するものと考えた方がいいかもしれません。
現在、ヘアダイに使われている溶剤はほとんどがアルカリ性ですが
一時毛染めとして酸性の染毛剤も製品化さがれています。
弱酸性の染毛剤は染色興かが持続する永久毛染めではなく
溶剤の電気的性質で色素を髪の表面に
吸着させてカラーリングする方法なのいで、きわめて安心です。
「1度弱酸性毛染めをやってみたけだ
アルカリ性の毛染めみたいにしっかり染まらないし
色落ちしやすいからだめね。やっぱりアルカリ性の方が長持ちするわ」という声をききますが
これは多くの場合弱酸性染毛料の
染色力が弱いということではなく
髪のほうに理由があります。
つまり、髪のたんぱく質が傷めつけられたり
損なわれた状態だと、髪は色素が吸着できず
その結果、色落ちしてしまいます。弱酸性毛染めがうまく髪に作用するためには
髪のたんぱく質がダメージを受けていない
いきいきとした細胞であることが必要です。染まり具合がよくなかったという人は
染める前の髪がすでにダメージヘアなのです。
弱酸性染毛料は、健康な髪にだけ効果的に作用します。
逆に乾燥したダメージヘアは、永久染毛剤の色素が入りやすく
落ちにくくなります。
だから永久染毛剤の色持ちがいいといって喜んでいる場合ではないのです。
もうその髪は生きていない
つまり死んだ細胞に外から色を入れて発色させている「物体」になってしまったということなのですから。
もし弱酸性染毛剤で染めてみて染まりがよくなかったら
あなたの髪はかなり傷んでいます。細胞が死んだも同然なのです。
そうなってしまったら、いままでのパーマ、ヘアダイをすぐさま中止し
弱酸性トリートメント(ヘアエステ)液(4章参照)で頭皮と髪の毛のマッサージをしばらく続けることを
おすすめします。
トリートメント(ヘアエステ)マッサージによって
細胞が生き返り、健康になった地肌から新しく生えてきた
健康な毛髪は弱酸性染毛料でもきれいに染まるはずです。
ダメージがひどい場合は、回復にも時間」がかかるため
定期的な弱酸性トリートメント(ヘアエステ)を行ってください。
* 脱毛にはこんな兆候がある
「シャンプーしたあと、排水口に脱け毛がたまっているだろう
あれを見るとゾッとするよ。つまんでみるとすごい量なんだ。
あれじゃシャンプーするのも怖くなるよ」「朝起きると
枕に脱け毛がいっぱいついているの。毎日、20~30本はあるかなぁ。
このままどんどん髪が抜けて少なくなるかと思うとユーウツで・・・」髪の悩みの中でも
年齢、性別に関係なくとにかく多いのが、髪の量に関することです。
脱け毛が日に日に多くなるのは不安だし
かといってくしも入れず、シャンプーも我慢、というわけにわけにもいきません。
だいいち毛穴がふさがれ、酸素不足になって不潔です。
髪の寿命は、いわゆる長毛の場合で女性がおよそ4~6年
男性が3年半~4年半といわれています。ところが髪の手入れが悪いと
髪が生え変わる時に長毛ではなく
短毛やうぶ毛しか生えてなくなってしまうということをご存知ですか?
健康な髪とは毛はフサフサした長毛の状態です。
「青々とした剃り跡」という表現があるように
健康な頭皮は透明感のある青白い色をしていますが
頭皮も青白く、みずみずしくピーンと張って弾力があります。
髪の手入れとは毛髪そのものだけでなく
髪の生える土壌である頭皮
そしてそこにある毛穴をいつもきれいに保つことでもあります。
なぜなら毛穴とは髪の育つ場所
髪を作る毛母細胞のあるたいへん重要なところだからです。
また、申告な脱毛状態に至る前兆は脱け毛よりフケの出方でわかります。
あなたのフケの度合いをチェックしてみてください。
頭皮が健康ならフケもかゆみもありませんが
毛髪の生え変わる力が弱くなり
脱毛が始まる前段階では頭皮がかゆくなります。
そのかゆみはだんだん強くなり
そして毛穴をふさいでいたフケがボロっとはがれおちるような感じがします。
この時期を通り越すと逆にフケも出なくなりかゆみも感じなくなります。
この段階は要注意です。脱毛症(若ハゲ)の前兆ともいえるからです。
そうなると脱け毛が目立ち、新しく生えても短く細い毛しか生えません。
やがてうぶ毛のようなプロセスを経て抜けていく髪ですが
髪を再生させる可能性がある時期は
フケも出ずかゆみも感じなくなってしまう一歩手前、うぶ毛しか残らなくなる前の段階までです。
最近感染などによる皮膚病、自己免疫不全等からくる別として
ふつういわれる「脱毛症―若ハゲ」は、ある日突然毛が抜けてしまうことはまずありません。
健康な髪が多量に抜け落ちてしまうのにそれなりにプロセスがあり
いくつかの注意店があります。
それを見逃してはなりません。
それは次のような段階を踏んで変化していきます。
* 脱毛への3段階
(第一期)
この段階では、フサフサとした長毛の状態ですが
頭皮は白からピンク色に変化していきます。
シャンプーをしても頭がすぐにかゆくなり、フケも目立ってきます。
さらに毛髪の変化も第二期に近づいてくると、頭皮のかゆみが激しくなり、フケもたくさん出てくるようになります。
(第二期)
この段階にはいると、すでに頭皮は弾力を失ってややかたくなり
ピンクから赤味を帯びてきます。自分の頭皮が衰えつつあるかどうかは
色が1つの目安になります。前述のように青白い色なら問題ありませんが
髪を分けてみて、地肌の色が顔と同じような色になってきたら要注意です。
また髪は短毛となり、脱け毛も目立ってきます。フケやかゆみはありますが
第三期に近づくにしたがって、かえってフケもかゆみもなくなってくるのが特徴です。
(第三期)
この段階では、髪はフワフワとしたぜい毛(全身に生えている細くて柔らかいうぶ毛)となり
まったく長くならなくなります。しかもごく細いうぶ毛で
事実上はいわゆる薄毛・ハゲ状態になっているわけです。
このようなプロセスをただっていくのが
髪が生えなくなるまでの第三段階です。
脱毛の最終段階にいってしまわないためにも
おそくとも第一期の時点で手を打たなければなりません。
すなわちフケがちょっと気になる、どうも頭がすぐにかゆくなる
という症状が出はじめたらぐずぐずしてはいられないのです。
2章 弱酸性美容はなぜ毛穴に注目したか
――医学でも実証された毛穴のすごい働き
* 健康かどうかは髪を見ればわかる
現代ほど女性のみならず男性も
髪に関心を持っている時代はないかもしれません。
それはヘアケア商品の多さ、ヘアスタイルを
特集した雑誌の多さにもあらわれています。
しかしほとんどの人は、髪の毛よりも髪型に関心があるようですね。
髪に何のトラブルもなく
これといった悩みがなければヘアスタイルや髪の色
つやといった目に見えることしか寒心がいきません。
しかし体調がよくないとか
病気になったとき、髪はたちまちつやを失い
脱け毛やパサつきがあらわれます。
つまり髪は爪と同じように生きていて
人間の健康状態を知らせてくれるバロメーターでもあるのです。
以前、あるおばあさんに聞いた話です。戦時中に東京が大空襲を受け
一晩中子供と二人で防空壕の中にいたときのことだそうです。
周りにはどんどん爆弾が落ち
生きた心地もなく、ひたすら朝が来るのをじっと待っていました。
そしてようやく夜が明け
空襲警報が解除になった後で鏡を見たところ
それまで黒々としていた髪が白くなっていたということです。
一夜にて髪が真っ白になる、とはよく物語などに出てきますが
人間は考えられないほどの恐怖にさらされると
一夜にして黒髪が白髪になるというには本当のようです。
髪が死んでいるならこんな現象はおきないはずですが
髪が生きているからこそ精神状態にまで影響を受けてしまうと例といえましょう。
頭皮から出ている髪の毛が10cmだと
それはひと月たつと11cmになります。切り落としてしまって
自分から離れてしまった毛髪は単なるモノです。
しかし皮膚についていて成長する以上は生き物なのです。
少なくとも髪の毛の根元
そこから2cmぐらいは組織や構造も毛先とは違っていて
死細胞ではなく完全に生きています。
古代中国では髪の毛のことを「血余」と呼んでいました。
読んで字のごとく「髪は血の余りなり」という意味ですが
これは「本草綱目」という漢方の本の中にでてくる言葉です。
髪の毛は毛根で作られますが、材料は血液の中の赤血球なのです。
この赤血球が毛母細胞に変化し角化して
一日0.3~0.4ミリぐらいずつ伸びて皮膚の外へ出てきたものが髪の毛です。
数千年前の中国の人は
毛根には血液が入っていて「血」の余りが髪の毛であると考えたわけです。
電子顕微鏡はおろか
科学的に調べる術もない古代中国で
最新の科学が明らかにした
「髪の毛は血液からできている」という事実を知っていたというのには驚かされます。
髪の毛一本から血液型やDNAまで明らかになり
科学捜査に役に立っていますが
これを見ても血の余りというのがよくわかりますね。
また健康な髪といえば女性の間で流行っているダイエットも問題です。
髪の毛はケラチンというたんぱく質でできていますが
栄養が不足すると脱け毛、切れ毛、髪が細くなる、シラガなどのもとになります。
これでいくら髪の手入れをしても
きれいな髪は望むべくもありません。
睡眠不足や過労が続くと
肌が荒れ、化粧のノリがよくないことは誰でも経験がありますね。
前にも述べたように、神は健康のバロメーターですから、影響があるのは当然です。
髪や皮膚の自然の生理とは
皮膚や髪が本来の性質、弱酸性バランスで維持されているということにほかなりません。
この事実を理論的にもきちんと踏まえ最大限に尊重する美容
それが弱酸性美容法です。
それでは、どうすれば健康で美しい髪でいられるかを話す前に
髪の毛を育てる毛穴の役割について触れておきましょう。
それがわかれば大切な髪の毛のために何をすればいいのか
何ができるのか、あなたもきっと見えてくるはずです。
* 髪は何のために生えているか
人間の体にはてのひらや足の裏
唇などのほんの一部を除いて
全身に毛が生えています。いまから焼く150場万年前
人類の祖先が誕生した頃はゴリラやチンパンジーのように
全身が硬毛で覆われていたと考えられます。
それから毛は体温を保ち、皮膚を保護して
厳しい自然環境から体を守る役目を持っていました。しかし火を使い
家に住み、衣服をまとうといった進化にしたがって、一部の毛を除き、退化していったのです。
私たち人間の体に生えている毛は大きく三種類に分けられます。それは「ぜい毛」「短毛」「長毛」です。
ぜい毛はいわゆる毛で全身に細かく生えており
胸毛、鼻毛、眉毛、まつ毛などが含まれます。
鼻から入るゴミを防ぐために鼻毛があり
目を守るために眉毛やまつ毛があります。
よく都会に住んでいる人ほど鼻毛が長いといいますが
大気汚染が進んだ都会では
鼻毛がフィルター代わりになって知らず知らずのうちに体を保護しているわけです。
人間の自然適応力もすごいものですね。また「短毛」とは腋の下の毛と性毛で
「長毛」は男性のヒゲや髪の毛をさします。
子孫を残す重要な生殖器を守るために性毛があり
腋の下のデリケートな皮膚を摩擦から守るため腋毛があります。
つまり体毛は人間の体を保護するためにあるといっていいでしょう。
それ以外にも体毛は体温の調節や感覚器官
異性を引き付けるアクセサリーのような役目があるといわれています。
男性がヒゲを伸ばしていろいろな形に整えるのもアクセサリーのようなものかもしれません。
また髪の毛やヒゲにはすべて神経がつながっています。
髪やヒゲが何かに触れるとすぐにわかるのはこのためです。
そしてどの部分よりフサフサとした長い毛で頭部を覆っているのが髪の毛です。
では、なぜ頭は他の部分よりずば抜けて長く密集した毛で覆われているのでしょうか。
いうまでもありません。
髪の毛は人間にとって最も大切な脳を保護する役割を担っているのです。
個人差があるのでいちがいには言えませんが
日本人の場合平均して10万本から15万本の髪の毛があります。
また毛髪には日本人
中国人など東洋人に多い直毛、欧米人のように波打ってる波状毛、アフリカ系の人に見られる縮毛があります。
日本人でもくせ毛で波打っている人もいれば
縮毛の人もいますが、これは髪の形状は大体遺伝的に決まっているため
縮毛を直毛に変えることはなかなか難しいのです。なぜくせ毛になるかというと
髪の毛を輪切りにして断面を見るとよくわかります。
直毛はほぼ真円に近く、波状毛は楕円、縮毛はおむすびのような楕円形をしています。
直毛は毛根の形もまっすぐなのに対して
波状毛、縮毛は毛根も曲がっているため、髪の毛が伸びるに従ってねじれ
自然に波打ったり縮れたりするわけです。
人種によって髪の色は黒、ブラウン、金、赤、銀、とさまざまですが
これは別にいろいろな色の色素が含まれているわけではありません。
毛髪にはたった1つ、メラニンという色素しかないのです。
髪の色はこのメラニンの量で決まり
多いほうから黒、ブラウン、赤、金、白、というように変化していきます。
年をとるのにつれてシラガが多くなるのは
このメラニンを作る酸素の働きが弱まって黒くならず、しろくなってしまうからです。
髪の毛は不思議な作用がある
そして1つ忘れてならない重要なことは
髪の毛には排泄作用があることです。
水銀とか
砒素、環境ホルモンなど有害な物質には人体が汚染されているかどうかは
髪の毛で検査します。髪の毛を調べてどのくらいの量が体に取り込まれたかが
はっきりわかります。
それは有害物質が毛穴を通して髪の内部に蓄積され
髪が抜け落ちることによって
体外に排泄される、つまり髪によって排泄作用が行われているからです。
たとえば抗ガン剤を投与すると、副作用として脱毛現象がおこります。
ガン細胞の増殖を抑えるためとはいえ
体内に入り込んだ異物に対して体が拒否反応を起こし
それを排除しようとした結果
脱毛現象がおこるのではないかと私は推測しています。
髪には生えてどんどん伸びる成長期
やがて伸びが止まり抜け落ちる退行期
春になってやがて芽がでる球根のように冬眠状態にある休止期
というようにヘアサイクルがあり
抜けてはまた新しい毛が生えてくるという具合に
成長と脱毛を繰り返しています。
また人間の髪の成長期には個人差があって
短くて二年、長くて六年と言われますが
特に長い髪の女性では成長期が十年も続く人があるそうです。
人間の髪の毛は1本1本のヘアサイクルが違うので
ごそっと毛が抜け変わることはありません。
毎日自然に抜けていきます。
これに対して動物の場合は一様なはあサイクルを持っています。
たとえばマウスやハムスターなどは
波型といってシッポのほうへ波が打ち寄せるように生えています。
またメリノ羊やプードルなどはヘアスタイルがありません。
成長期が延々と続き、すっと伸び続けますから
適当なところで毛を刈ってやる必要があります。
犬なども夏毛、冬毛というように毛変わり現象が見られことはご存知でしょう。
1982年第16回国際皮膚学会で
毛髪の排泄作用についてマウスを使った実験結果が発表されたことがあります。
「人間をはじめとして動物の毛は
重金属の排泄器官として役に立っている」という学問です。
それは毛の休止期にある生後50日のマウスを使って行われました。
このマウスを一方は休止期のままグループ
もう一方は休止期の毛を抜いて人工的に成長期の毛を植えたグループ
と2つのグループに分けました。
そして一定量のメチル水銀を16日間与え
その結果を見たのです。
すると成長期のグループの毛には大量の水銀が蓄積されたのに対して
休止期のグループの毛にはほとんど蓄積がありませんでした。
この実験結果について
成長期の髪は水銀をどんどん積極的に吸収し
抜け落ちることによって排泄する、人間も尾根時ではなおか
という結論になったのです。
さらに脱け毛を繰り返したマウスの内臓のほうが
抜け毛がなかったマウスに比べ40~70%も水銀がすくなかったということです。
ということは
毛は抜け変わることによって
体の中の有害物質を排泄している
ということが証明されたといっていいでしょう。