*アルカリパーマは皮膚のたんぱく質を壊す
私たちの体の大部分は、たんぱく質でできています。
特に、爪や髪の毛はケラチンたんぱく質といって、これは堅くて丈夫な細胞です。
ケラチンたんぱく質ついているので、は鎖状に結びついているので
弾力がありほかの部分に比べて傷つきにくい性質を持っています。
そのため多少の刺激に耐えることができるのです。
パーマはパーマ液の化学作用で髪のたんぱく質の鎖を切断します。
水素を加えて酸素を奪うのが1液の役割です。
切断された上体でウェーブをつけ、そのあと2液の酸化剤で中和され
元の弾力のある状態に戻します。これがパーマをかけてウェーブを作るメカニズムです。
一般のコールドパーマではとくに、「酸化(弱酸性)パーマ」の名称を使っていなければ
そのパーマはほとんどが強いアルカリ性です。
そのため頭皮や髪のたんぱく質の組織を壊してたるみをつくる
膨潤作用を与えてしまう性質があります。
また1剤の酸素を奪う力のほうが、2剤の酸素を返す力よりも強いので
髪の毛から酸素を奪いすぎ、頭皮の生理作用のバランスもくずしてしまいがちです。
人体には自然にそなわった回復力があるため
パーマや毛染めの刺激で多少生理バランスがくずれてしまっても
時間をかければ皮膚がもとの弱酸性に戻ることは可能です。
しかしもとの状態に回復する時間(約28日)を与えず
次々に刺激を与え、皮膚本来の生理バランスをくずしつづずけると
免疫力はいずれ薄れてきます。しかも通常のパーマでは
皮膚の弱い人やアレルギー体質の人は地肌や髪にトラブルがおこりがちです。
このような場合はよほど間隔をあけてパーマをかけるか
あるいはパーマそのものをあきらめるしかないでしょう。
「私の髪はコシがないからふんわりさせたいけど
これ以上髪が傷んだらますます細くなって
ペシャンコになってしまうから、パーマはあきらめるわ」
「髪が傷むのは困るけども、パーマを止めるわけにはいかないの」
この2人の女性のように、髪の毛や皮膚が傷むのがいやだからパーマをかけないことにするか
ある程度のダメージなら仕方がないとあきらめてパーマをかけるか
このどちらかしか選択はないのでしょうか。
こらについては後ほど、従来のコールドパーマ(アルカリ性)とは正反対の
弱酸性パーマの章で詳しく触れたいと思います。