毛穴はどんな働きをするのか
毛穴はどんな働きをしているか
人間の赤ちゃんとしてこの世に誕生したとき
すでに髪の毛が生えています。
頭髪は受胎して2ヶ月か3ヶ月の胎児のときにもう生え始め
この時点でその人の全身の毛穴の数は決まってしまうといいます。
その後は一生変わることがありません。
そしてこの毛穴こそ私たちが生きる上で欠かせない機能を持っているのです。
「私、鼻の頭の毛穴がすごく目立つの。困ったわ。毛穴引き締めパックでもしようかしら。」
皆さんがふだん毛穴を意識するのはこんなときぐらいかもしれませんね。
でも毛穴の一番の役割は何だと思いますか。それは呼吸なのです。
呼吸といえば、鼻や口を使ってする肺呼吸を思い浮かべますが
それ以外にも私たちには皮膚呼吸というものをしています。よくいわれることですが
全身の皮膚の2分の1が火傷でまんべんなく損傷し
毛穴をふさがれればn人間は酸素不足で死んでしまいます。
また3分の2に金粉などを塗り込めると同じ理由で
20分ほどで脂肪してしまうといわれています。
このことは医学的にも証明されていることです。
このように私たちは肺以外からも全身の皮膚呼吸によって酸素を取り入れ
体の中の悪いガスを吐き出して、体温の調整をしているのです。
皮膚呼吸がスムーズに行われないと、体にも支障をきたします。
東洋医学によると
頭皮には全身の経絡(鍼灸治療で使う「ツボ」のすじみち)がすべてあるといわれています。
そのため頭部の毛穴を清潔にして風通しをよくしておけば
皮膚呼吸がスムーズにお行われヘアケアとは
髪が育ち生え変わる環境、つまり「毛穴」を清潔にしておくことにほかなりません。
頭皮が皮膚本来の新陳代謝を繰り返し
毛穴が健やかで呼吸がしやすい状態になるには
付着した汚れや角質、かたまった皮脂をそのままにしておいてはだめなのです。
週に2,3回シャン追うーでいつも頭皮(毛穴)を清潔にしておきましょう。
そして先発や整髪、養毛などのヘアケアの際には
髪や頭皮の健康な生理である弱酸性バランスにとって刺激の強すぎるもの
弱酸性バランスを損なう成分でできている製品は使わないことです。
豊かな土壌があってこそ、スクスクと作物が育つように
健やかな髪は頭皮、清潔な毛穴なら育ちます。
肝心の頭皮や毛穴が弱っていると
紙は抜け変わるごとに次第に短くやがて赤ちゃんの髪のようなぜい毛となって
髪の毛の役割は失われていくのです。それとともに毛穴は縮小し
役割を終えてしまいます。
毛穴の役目については
ここでもう1度“呼吸”のメカニズムについて考えるとわかりやすいと思います。
体に必要な酸素をたっぷり体内に吸い込むには、まず、“吐く”ことから始めなければなりません。
深い呼吸をするためにはまず大きく息を吐きます。
そうすれば自然に“吸”という働きが起こります。
必要なものを体内に入れるためには、いらなくなったものをまず吐き出して
新しいものが入る場所を確保する・・・これは禅やヨガの呼吸法のも通じるものです。
これを私たちは「出入り口の原理」と名付けて
頭皮における出入り口、」毛穴の役目に徹低的にこだわりました。
例えば便秘が何日も続くと、どんなに高価な化粧品を使っても、美容の効果はありません。
肌は荒れ、ブツブツと吹き出物が出たりします。
「快食快便」という言葉があるように
皮膚や体に必要なものを無駄なく吸収させるには
すでに不要となった有害な物質をすみやかに体外に排泄する
これが重要なのです。髪も同じです。
どんな良質なヘアクリームやオイルを補給しても
それらがすんなり呼吸されるためには
頭皮の汚れで毛穴が詰まり呼吸困難になっていては何にもなりません。
まずは毛穴から汚れを取れ除き
不要なものを排泄する出口として、清潔にしておくのが先です。