* 弱酸性パーマ液は老廃物を外に押し出す
昭和30年代、私の母であり、弱酸性美容の創始者である山崎伊久江は
開発中の弱酸性溶液をパーマ液として使う
ことを目標に、従業員や知人、友人、親類、といった人たちをモニターにして
連日連夜実験を繰り返していました。
そして弱酸性溶液でトリートメント(ヘアエステ)をした後の廃液に溶け出している
皮下脂肪の汚れものに
注目したのです。
ここでちょっとトレートメント(ヘアエステ)という言葉について説明しておきましょう。
「トリートメント(ヘアエステ)」というと
皆さんは先発の際につける市販のトリートメント剤を思い浮かべると思います。
実際、私たちの美容室に来て「トリートメントをください」とおしゃるお客様もいました。
しかし、弱酸性美容でいう「トリートメント(ヘアエステ)とは
山崎伊久江が開発した弱酸性溶液(=弱酸性パーマ液)を使用し
独自の技術で頭皮マッサージをすることをいいます。
これによって毛穴に詰まった老廃物を出し、毛穴の大掃除をする
弱酸性美容の基本ともいえるものです。
トリートメント(ヘアエステ)によって溶け出した
頭皮の下の老廃物にはどんな成分が含まれているのだろうか。
これを専門の研究機関に委託して分析してもらうと莫大な費用がかかります。
また自分たちでやろうにも美容師では
医学の分野に立ち入ることはできず、医学的立証もできません。
しかし長期にわたって弱酸性パーマ液の開発を続けてきた結果
膨大な実験だー他が集まっていました。これらをさらに詳細に検討した結果
ある確信に至ったのです。
それは「毛穴は呼吸しており
体内の老廃物を出してくれる
「「出口」」としてのすばらしい働きがある」そして「この老廃物を毛穴から排泄するにはある」
限られた範囲の弱酸性に調節された溶液を使ったときに
もっともスムーズに行われる」というものでした。
私たちの体には、生まれつき生理機能として
体の中の不要になった物質や有害な物質を自然に体外に排泄する働きがあります。
吐く息すなわち炭酸ガスや便、尿、、汗などです。
しかし体内にはこれら目に見える老廃物とすると、これらの老廃物は
体内をぐるぐるめぐりながら最後は皮膚の表面へ移っていくのです。
あとでまた触れますが
私たち人間の体が健康な状態のときは弱アルカリ性であり
血液のphペーハー(ph)h7.4です。
そして皮膚の表面に近づくにつれ、7.4, 7,2, 7.0, 6.8, 6.5,というようにペーハーが
低くなって酸性に変わっていき
皮膚の表面のペーハーは5.0となります。
老廃物がアルカリ性の体の側から、序々に酸性側へ移行していることについて
弱酸性美容理論ではペーハーの差による生理作用とみています。
しかし老廃物がこのようにペーハー値の高い体内から
ペーハー値の低い皮膚表面の毛穴に集まってくるという現象は
まだ医学的に証明される段階に至っていません。
ただ弱酸性の効果を確認した山崎伊久江や、毎日弱酸性美容にたずさわり
実際に老廃物が出ていることを目の当たり にしている
私たち美容師の結論からいうとこれは事実だと確信せざるを得ません。
早く医学会がこの分野の研究に取り組み、実証してくれることを願っています。
(2008年秋号美髪通信には田澤賢治先生が証明した。)
美髪通信参照<頭皮の表面に皮膚の5.0より
もさらに低い弱酸性の溶液によって
ペーハーの差を作り、トリートメント(ヘアエステ)を施すと
毛穴から老廃物が排泄されます。この老廃物を分析してみると
どうやら皮脂が古くなった角質(フケ)だけでなく
その人の体調や生活習慣などによって色や臭い濃度の異なる「何か」が出ているらしい
と山崎伊久江は直感しました。そしてこの直感は思いがけなくもある公害事件で証明されたのです。