*弱酸性なら何回染めても髪が傷まない
反対にシラガがある場合「ナチュラルブリーチ」といって
自然なままで髪の色が抜けているわけですから
かえってきれいなカラーリング効果を楽しめます。
シラガの割合が多ければ多いほど、染毛料の色そのままに発色するため
明るい色で染めたいときなどとてもきれいに染まります。
もう三十年も美容室に来てくださる七十代のご婦人は
混じり気のない純度100%の白髪をいつも上品なパステルカラーに染めています。
「今日はパープルに染めてはいかがでしょう」などと
服装に合わせたアドバイスをさせていただくのも楽しみですが
もとの髪が真っ白なので、どんな色でもそのままきれいに発色します。
また白髪は何もしないでそのままきれいに発色します。
また白髪は何もしないでおくと、空気中の汚れが吸着し黄ばんでくることがあります。
そんなときは定期的に弱酸性トリートメント(ヘアエステ)をすると
いつまでも純白の美しい髪を維持することができます。
歌手、俳優、脚本家や演出家と多彩な美輪明宏さんと弱酸性美容とは
もう二十年来のお付き合いになります。
当時、大病して髪の状態がよくなかったとき
髪がよくなるパーマがあるとファンの方がすすめてくれたのがきっかけで
弱酸性パーマやトリートメント(ヘアエステ)、髪染めと
いままでは月二回のペースで通ってくださっています。
「私、ここ三年ぐらい髪はイエローに染めています。
この色がどんな衣装にも一番合うことがわかったのね。
それまではありとあらゆる色、レインボーカラーに染めました。
それに日本で一番初めに紫に染めたのは私なんですよ。
でもね、それはスプレー式に外側から吹き付ける染料だったんだけど
これがひどいことになっちゃてね、大変でした。よほど強い薬品だったのでしょう。
頭全体が溶岩のように晴れ上がって、かぶれて
薬品も技術もまだまだひどいものだったのね。
いまは毛染めも弱酸性でやってもらっています。
大病してその治療に抗生物質を使っていたら
もとの髪の色が抜けてしまったの。
それからはどんな色でもそのままの色に染めているので
いろいろな色を試してきました。
長年やってもらっていますけど傷まないわね。
ヨーロッパやアメリカで美容室に行くたびよく言われますよ。
こんなに明るい色に染めているのに、髪が傷んでいないのはなぜかって。
染めていためている人は外国にも多いですものね。」
アルカリ性毛染めでは、金髪や明るい茶色、赤や緑などに染める場合
さらにブリーチをして色を抜きます。
ヘアカラーはアルカリ性でオキシドールを主成分としていますが
ヘアカラーよりさらに髪の傷みが激しいため
繰り返しするのはよくありません。