■ 髪につやがない
「スポーツをやっているんですが、終わった後、毎日シャンプーをしてましたけど
いままで特に問題はなかったんです。
シャンプーにはこだわっていて高級シャンプーを買っていたし
リンスも欠かさずつけていましたから。
でもこの頃髪全体が何だかパサパサしてきたにたいで
つやがなくなってきたんです。
どうしてなのかしら」二十代前半のUさんは
ボブスタイルがよく似合うスポーツウーマンです。
サラサラしたつやのある髪が自慢でしたが
最近その髪がパサパサしてきて自然な量感がなくなってきたといいます。
スポーツをした後はどうしても汗をかくので毎回シャンプーをしたくなるのもわかります。
スポーツに関係なく毎日シャンプーする人は多いでしょう。
シャンプー剤もしっとりタイプ、サラサラタイプなど
シャンプーをしても紙が傷まない、しっとりした髪になる
などとうたった新製品が山のように発売されています。さらにやわらかい髪用
かたい髪用
ダメージヘア要と種類がいろいろあると何を選んだらいいでしょうか迷ってしまいます。
ではこうしたシャンプーは本当に髪をよくする効果があるのでしょうか。
シャンプーというのはあくまで髪の汚れを落とすのが目的で
髪自体を改善するのではありません。髪は植物でいえば葉っぱのようなものです。
大きくなって古くなった葉っぱ散り
また新しい葉が出てきます。それには植物が育つ土壌や根を元気にしなければ
葉もツヤツヤにはなりません。それどころか土や根に合わないものを与えたら
葉っぱ自体も弱々しくなってしまいます。髪も同じです。
頭皮にいいものを使わなければ健やかな髪は育ちません。
シャンプーはできれば弱酸性のシャンプーを使ってください。
弱酸性シャンプーは頭皮と同じ弱酸性ですから
必要な皮脂まで奪ってしまうことがありません。
よくシャンプーの泡立ちが悪いと汚れが落ちないような気がして
泡が少ないとますますシャンプーをふりか
ソフトクリームみたいに泡を頭いっぱいに立てている人がありますが
これはまったく無意味です。
泡立ちがいいということはシャンプー濃度が高すぎ
アルカリ成分が強いということです。
そんなに泡がなくても汚れはちゃんと落ちますし
シャンプー剤の使いすぎは必要な皮脂まで取り去ってしまう弊害もあります。
特別汚れるような何かをした日ならともかく
ふつう髪や地肌の汚れはホコリ、ゴミ、汗などです。
これらの汚れはそんなに泡立てなくても
指通りがいい程度の泡があれば十分です。
それよりも泡を立てすぎてすすぎの後も残っているようだと
シャンプーの化学成分が地肌についたままになってしまい
こちらのほうが問題です。
髪が乾燥するのは第一に洗いすぎが原因です。
洗いすぎると頭皮をまもっている潤い成分が奪われ
地肌も髪もパサパサになってしまいます。
シャンプーは週に二回、夏ならば三回を目安にしてください。
汗をかいてどうしても洗髪したいときは
シャンプーをつけずにぬるま湯でていねいに洗えばさっぱりします。
また市販のシャンプーは原液のまま使うと濃すぎるため必ず薄めて使ってください。
脂性の人は3?4倍、乾性の人は7?8倍くらいが適当です。
薄めたものを長く置くと化学変化を起こすので
使う分をその都度小さめ容器に入れ使い切るようにします。