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毛染めをしてから髪の傷みがひどくなった

■ 毛染めをしてから髪の傷みがひどくなった

「おしゃれなヘアスタイルにしたいから

ずうっと髪を染めています。

はじめは少し気になってきたシラガを隠すために、市販のおしゃれ染めを買って自分で染めていました。

最初はおとなしい色がだったけどだんだん明るめになって

ブリーチしてから気分を変えていろいろな色に挑戦しています。

パーマは毛染めとは間隔をあけてかけていましたけど

最近では枝毛だけでなくちょっと引っ張ると毛が切れてしまうんです。

以前はいい状態だったので、なんとか元通りの健康な髪にしたいんです。

弱酸性って本当に髪がよくなるんですか?」

華やかな雰囲気のHさんは三十代後半

自然なつやをなくした髪はどんなに形よくセットしても自分じゃ満足していないんです

と言います。

「やっぱり髪は女の命って本当ですね。

髪のおしゃれは色と形って思っていたけど、そうじゃないんですね。

髪がこんなに傷んでしまったら

何をしても始まらないわ」Hさんはとにかく自分の髪を回復させたい一心で

美容室へやってきました。

前から弱酸性はいいらしいとは聞いていたのだけれど、明るい色には染められない

色持ちが短い、というマイナスイメージがあって

弱酸性美容法は敬遠していたといいます。ところが

少し髪が傷むかもしれないけどまた回復するからと軽く考えて

市販のカラーリングやアルカリパーマを繰り返ししているうちに

ますます髪の傷みはひどくなってきました。

それでいままで関心がなかった弱酸性美容を思い出したというわけです。

毛染めには1章でもふれたように

永久的毛染めと一時的毛染めがありますが

髪へのダメージが大きく問題なのは

ヘアダイなどアルカリ系永久毛染めやブリーチです。

これらは使用する前には必ずパッチテストをするようにと指示があるほど

刺激の強い成分が含まれていますが

思いつくままの色がきれいに発色するため

明るい色に染めたい人はアルカリ系毛染めの使用が一般的です。

しかし最初は染め上がりに満足しても

何度か繰り返すうちにだんだんダメージがかわってきます。

髪全体がガサガサしてくる、枝毛ができる

切れ毛も増えてくる、といった状態になった場合は

髪も頭皮も膨潤の限界を超え、オイル補給ぐらいでは回復しません。

毛染めやブリーチはパーマよりもダメージ度が大きいのです。

それは自然の髪の色を強制的に薬液で抜いてしまうことでもわかるでしょう。

黒い色を抜くには髪の内部まで薬液を作用させ、メラニン色素を分解しなければ

明るい色にはなりません。

これは髪の組織を殺してしまうことなのです。

同時にアルカリ溶液で膨潤した紙の中に染料を浸透させ

色をつけます。

皮膚の弱い人やかぶれやすい人は一回染めただけですぐダメージがわかりますが

健康な人には自然回復力がありますから、はっきりとはあらわれません。

ですから気づいたときはかなりひどくなっているケースが多いのです。

髪の中心までアルカリによって膨潤した紙は水分も油分も受け付けず

弱酸性美容でも回復には時間がかかります。

Hさんは長年の永久毛染め剤で痩せてゴワゴワになった髪を思い切って

ベリーショートにしました。

そして頭皮の状態を見て判断した結果

弱酸性トリートメント(ヘアエステ)を二週間ごとに三ヶ月間実施し

それ以降は毎月一度のペースで行いました。

その後乾燥しきっていた頭皮の回復とともに顔色もよくなり

自然な髪の手触りを楽しんでいます。

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2008年12月27日 08:07に投稿されたエントリーのページです。

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