ベル・ジュバンスとデトックス
田澤賢次・富山医科薬科大学(富山大学)名誉教授
山崎伊久江先生が一生を賭けて追求された「弱酸性とデトックス」というテーマで
今日はお話したいと思います。
私にとって山崎伊久江先生との出会いは、―――――一冊の本から始まりました。
山崎伊久江著「「ヘアケア常識はウソだった」」――
成田空港の売店でたまたま手にしたのがこの本が
大腸がん専門の外科医で人工肛門の専門だった私に
それまで懸命に探していた皮膚管理の最良の方法を教えてくれたのです。
「皮膚を保護する成分は弱酸性でなければならない」
目からウロコが落ちるように、私には理解できたのでした。
山崎伊久江先生が本の中で示されたペーハー(ph)の図
山崎先生のオリジナルですので、以後私は敬意を持って山崎伊久江原図と言っているのです。
が、生理的中性点とペーハー(ph)
をあらわす表を見た瞬間、雷に打たれたようになりました。
それまでの私は、大腸がんの手術後に装着する人工肛門の周りの皮膚が
ただれたり炎症をおこしたりするのを防ぐため
皮膚を守る保護剤を世界中から取り寄せ最適な素材を探していました。
それで皮膚に良い保護剤は
ほぼペーハー(ph)5.0?を中心に3.5?6.5の間に入っていたこと
そしてペーハーこそ「皮膚を保護する弱酸性」であることに気づかされたからです。
私の頭の中には
それまで「ペーハー」の数値はあっても「弱酸性」という言葉はありませんでした。
医者には考えもつかない柔軟な発想
山崎伊久江先生が構築された弱酸性理論は
土壌と作物の関係を研究する伊東信吾東京農大教授の等電点理論を受け継いでいます。
科学から生理学への切り替えなどは
山崎伊久江先生にしかできない発想の転換でしょう。
そこがなんとも素晴らしい。
「化学的中性点」とは別に「生理的中性点」がある
このような柔軟な発想は、医者には考えもつかないことです。
そんな医者の一人である私が、瞬時にこれを理解できたのは
様々な皮膚保護剤をペーハー(ph)で試してきた経験があったからで
そのような試行錯誤を経たことで本当によくわかったのです。
「ペーハー(ph)5.0前後が、私たちの皮膚にとって非常に健康な領域である。
特にペーハー(3.5)?5.0が皮膚への適度な収れん作用をもたらし
強い静菌作用(発育阻止作用)がある。」
髪や頭皮の細胞を引き締めて清潔にする弱酸性美そのものですね。
ベル・ジュバンスにそれがしっかり活かされています。
さらに体内の有害物質はph7.4?6.0へ
そこからさらに皮膚表面の5.0前後へというふうに
電気の作用でアルカリから酸性に移行してゆき
最終的に皮膚の毛穴から出て行くという
まさに体内デトックスのメカニズム
これも弱酸性理論から生まれた排泄美容として
ベル・ジュバンスに活かされています。
弱酸性で説明できる創傷治癒
私の頭の中では「皮膚保護剤は弱酸性でなければならない」という考えが
弱酸性理論を基に構築されています。
「弱酸性の環境下では
皮膚の傷の修復が速やかに行われる」つまり傷んだ皮膚や傷口を弱酸性のガーゼで覆うと
酸素が増え新生血管が増えて治りが早い(ボーア効果)
ということも弱酸性理論で非常によく説明できるのです。
こうしたことが次々にわかってくると、人間の体に備わっている
“防御反応”がいかにうまく自然治癒メカニズムを利用しているかがわかってきます。
そして山崎先生の
皮膚を臓器(生き物)と考える素晴らしい着眼点に、」改めて驚ろかされるのです。
今でこそ皮膚は弱酸性、重要な臓器とも言われていますが
昭和三十年前後にそのような概念はありませんでした。
それだけでも、たいへんな先見性だと言えるでしょう。
弱酸性フットエステのデトックス
本日は「ベル・ジュバンスとデトックス」というテーマでお話をいたしますが
ベル・ジュバンス弱酸性ヘアエステの洗浄後の廃液に
毛穴を通して体内からどのようなものが排泄されているか
廃液にuv(紫外線)を当てて洗浄前の原液と比較して分析した結果
活性酸素が含まれることを示す特有の波型が現れています。
これについては前回と前々回のシンポジウム
その後の「「美髪通信」」誌面でもご報告しております。*ページ下のグラフ参照
今回は皆様ご期待の弱酸性フットエステ
足に流した弱酸性ベル・ジュバンスの洗浄廃液に
どのようなものがデトックスされているか
これをご報告したいと思います。ページ下のグラフ参照
弱酸性フットエステの施術に使った薬液を8倍に希釈し
その液中に溶出している成分を調べ
その数値を総量に対する数値として算出した結果が表です。
アルミニウムが被験者全員からもっともよく出ており
鉛も殆どの被験者に認められました。
鉛はなかなか出せないものなのに
これを出せたということはデトックスの弱酸性エステとしては
どうぞ自信を持って下さって結構です。
「ためる人」「出せる人」「出せない人」
水銀は一人の人(○崎○信氏)からだけ出せました。
この結果については、実は判断がとても難しいのです。
つまり水銀などの有害物質が溜まっているが「体内へ出せる人」と
溜まっているが「体内に出せない人」がいます。
施術の結果○崎○信氏は「水銀が溜まっていた人」であると同時に
「水銀(有害ミネラルや毒物)をよく出せる人」
溜まっていたけど出せたので健康な人とも言えます。
汗も同じで、健康な人はよく汗をかき
その汗は汚くて臭い汗です。
一方病気の人は汗をかくことができず
少量出る汚れの汗とは違い、きれいで透明です。
デトックスは美容や健康のために汚れを出すことですから
老廃物・有害重金属類、タバコの有害成分ダイオキシン等はどんどん出せたほうがいいのです。
人体の生理的メカニズムがしっかり働いていれば
+から?の電気によってデトックスは自然の法則でもあるわけです。
弱酸性洗髪、トリートメント(ヘアエステ・ウェーブなどの弱酸性美容法)
運動、入浴、岩盤浴、遠赤外線サウナ
これを通して排泄促進の工夫と選択が必要になります。
そしてその結果として
私たちは有害物質を溜めない健康な身体を取り戻さなければなりません。
今回のフットエステ廃液分析のまとめ
排泄できたものとしてアルミニウム(全員)・鉛(全員)水銀(一人)
そして尿素窒素・乳酸・総脂肪・中性脂肪・総コレステロールなども溶出が見られました。
一方カドニウムやひ素は検出できませんでした。
これは頭皮のエステの時には出ていますので今後何らかの形で前処理をするか
皮膚をよくもむとかして出せるようにする可能性が示唆されています。
今後の研究の継続に大いに期待したいと思います。