昨日発表されたiPad mini。
従来のiPadの画面サイズを小型にして、持ち運びやすくしたという商品です。
しかし、持ち運びだけであればすでにiPhoneをはじめとしたスマートフォンがあります。
わざわざこのサイズのタブレットを持ち運んで、いったい何をするというのでしょうか。
わたしには、にわかに想像ができません。
結局のところ利用シーンの想像もしないまま、他社が出しているジャンルだからとりあえず出しましたという感じがぬぐいきれません。
アマゾンやグーグルが足早に7インチサイズのタブレットで話題になっていますが、7インチサイズでこその機能や工夫を盛り込んでいるのならまだしも、ただサイズを小さくしました、だけでは魅力がありません。
iPhoneという圧倒的な人気のスマホを持つアップルであればこそ、それを超える機能や性能を、廉価版に持たせることはできないというジレンマを抱えているのでしょうけど、そのような出し惜しみをしていて消費者の支持が得られると考えているとしたら、大きな勘違いです。
くれぐれもこのような商品に惑わされないように、気を付けましょう。
中途半端な商品は、結局なんの利用価値もありません。
帯に短したすきに長しです。