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アップルの国内回帰

おはようございます。
あっとほーむパソコン教室講師の内山です。

アップルがアメリカ国内でのパソコン生産にシフトを考えていると報道がありました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK06038_W2A201C1000000/
現在は製品の大半を中国で製造していますが、中国内の賃金の上昇や情報漏えいのリスクから、アメリカ国内生産の方が効率が上がると考えているようです。

日本メーカーにも同様の流れがあり、NECや富士通など老舗メーカーの多くが国内生産になっています。
外資メーカーも、日本国内向けのパソコンは日本で製造しはじめています。

国内雇用の増加にもつながり良いことだと思いますが、一方で賃金の低下問題も含んでいると思います。
たとえば、とある製造ロボットの維持管理費が年間で800万円かかるとします。
これを人間が行ったら、どのぐらいのコストがかかるのでしょうか。
ロボットの維持管理費というのは減らすことが難しいですが、人件費というのは契約次第で減らすことが可能です。
そう考えると、たとえばその工場では給料を300万とか、200万とか、減らすことで製造コストを下げられるわけです。

国内生産は歓迎しますが、喜んでばかりいられない問題もはらんでいると思うと、複雑な心境です。

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2012年12月07日 12:07に投稿されたエントリーのページです。

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