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次世代には提案が重要です

おはようございます。
あっとほーむパソコン教室講師の内山です。

スマートフォンやiPadなど、新しい製品が次々と生まれてきていますが、その本質は製品そのものにではなく、その製品で「なにができるのか?」にあります。
それらを実際に使ってみるとわかりますが、新しいアプリを気軽にどんどんインストールできることとか、どこでもYoutubeが見られることとか、今までは難しかったことが簡単に誰でもできるというところに、価値を見いだせるはずです。
いつまでも、今まで出来ていたことの目先だけをちょこちょこっと変えて、新しくなったでしょ?と言ってくるパソコンとは、そこが違います。

その点から考えると、次の「何ができるか?」を提案することが、新しい時代を作り出すためには必要なことです。

わたしが最近衝撃を覚えたのは以下の3サービスです。

1.Line(韓国)
2.050Plus(日本)
3.Hulu(米国)

1つずつ、解説していきましょう。

まず1.のLineは、手元に常に持っているスマートフォンにフォーカスした連絡ソフトです。現時点で最高の使いやすさを感じます。
特に驚くべきは、すでにアドレス帳に登録している方が、新たにLINEユーザーになった場合、自動的にお知らせしてくれるということです。
今まではお互いに、アルファベットの羅列をやり取りしなければならなかった手間を、一気に払い去ってしまいました。
こちらは無料で使い放題です。

2.の050Plusは、電話番号をもらえて、Wi-Fiネットワーク環境下でも従来の電話を使っている方と連絡をとることができます。
もちろん電話をかけることもできます。相手のディスプレイには自分の電話番号が表示されるので、着信履歴から折り返し連絡をもらうことだってできます。
こちらは月々315円。

3.のHuluは現代のインフラを最大限に利用して、映画を手元に置かずにネットワーク越しに保管しておこうという考え方で楽しむことができます。
こちらは月々1,480円という値段で、新しいハードディスクを買う必要も、レンタル店に足を運ぶ必要もなくなるという点で、大変に便利です。特に素晴らしいのが、デバイス毎に専用ソフトを用意していて、動作が安定していることです。
また、他のデバイスで見ていたものの続きを、引き続きパソコンで見ると、その続きから再生してくれるなど、使いやすさが抜群です。
現在最も進んだ動画配信サービスと言えるでしょう。
日本にもバンダイチャンネルという、アニメに特化した同様のサービスがありますが、別々に契約するのが無駄なので、一緒の金額で全部見られるようになると良いと思います。

この3つの中でも、わたしの一番の推しは、Huluです。
最近、テレビ東京のコンテンツも見ることができるようになるなど、着実に勢力を伸ばしてきています。
今後、いかに多くのコンテンツを揃えるか、そしていかに値段を下げていくか、それらに取り組んだ会社が新しい時代の覇者になると思います。

次世代パソコン、スマートフォン、iPadには当然これらが組み込まれていくでしょう。
また、組み込むだけではなく、それをわかりやすく提案できることも、重要です。
正直、わたしが今回取り上げた3つのサービスをご存じの方が、どのぐらいいらっしゃるのでしょうか?
どんなに素晴らしいサービスでも、知らなければ使えませんし、使いません。
その点で、みんなが持っている端末に組み込んでいくというのは、非常に有力な広告手段になりますからね。
内山
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2012年04月03日 11:40に投稿されたエントリーのページです。

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