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看護師試験

中国在住の伊藤です。
先週は、また、回線の調子が良くなくて、うまくアクセスできませんでした。
このようなことが、こちらでは、頻繁にあるんです。

さて、昨日は、こちらでは、看護師試験が行われました。
私が、現在所属しているのは、看護大学の為、3年生(3年生の学校なので最上級生です)が、皆、受験しました。
朝から、夕方まで一日かかったようです。
今年からは、会場が、自分たちの大学になったため、寮からすぐに会場までが近かったため、非常に楽だったようです。
ただ、この学校の本校がある、?沂から、来ている学生は、そちらの学校に戻らなければいけなかったため、5時間かけて、一昨日、出かけて行きました。
今日、戻ってくるはずです。

中国では、大学入試にしても何にしても、とにかく筆記試験重視です。と言うより、それしかないと言う感じです。
最近では、推薦入学制度も多少出てきたようですが、それも、やはり、筆記試験結果が重視されているようです。
そのため、学生たちは、試験の点数ばかり気にします。
そして、試験のための勉強しかしていないと言う感じです。
その試験にしても、テキストの中の内容をどれだけ覚えているかを試すような問題ばかりのようです。
ですから、当然、それに対する勉強も、基本的に暗記主体です。
これが、現在の中国の大きな問題のような気もします。
自分で、きちんと考えたり、創造したりする能力が育っていないと言う感じがするからです。
日本も偉そうなことは言えませんが、「他人の振り見て、我振り直せ」 ですから、その辺を心していかなければいけないとつくづく感じています。
来月には、こちらでは、「高考」と呼ばれる、大学入学試験が、全国で一斉に行われます。
ただ、問題は、省、直轄市によって違い、合格基準もまちまちのようです。
その辺も、何か不公平感が残りますね。

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2012年05月20日 09:43に投稿されたエントリーのページです。

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